土壌改良で酸素供給材を使用

割竹挿入縦穴式土壌改良法の代わりにオキソパワー お庭リフォーム
酸素供給材 オキソパワー

今回はドライエリアのヤマボウシの土壌改良を行いました。
ドライエリアは地下室がある場合に設けられる採光や換気、防湿、避難経路の確保を目的とした空間で、分厚いコンクリートが打たれています。
このヤマボウシはその中にある植栽スペースに植えられていますが、状況を例えるなら大きな植木鉢に収まっている状況にあります。

ドライエリアに植えられたヤマボウシ
地表にはコケがむしています。

今回のお客様のご希望に沿うのであれば割竹挿入縦穴式土壌改良法が適していました。
事前に根の位置を確認したところコンクリートの升の中で根が詰まっている状況でした。


しかしながら、全体的に樹勢がない状態の木の根を傷つけることで枯れてしまっては本末転倒になるので代替法を探してみました。
そこで発見したのは持続型土壌酸素供給材!

割竹挿入縦穴式土壌改良法の代わりにオキソパワー
酸素供給材 オキソパワー

初めは根の周りの土を丁寧に除けてオキソパワーを混ぜた土を戻しましたが、それでも根を傷つけることは避けられず。

コンクリート枡のなかで根が詰まっているヤマボウシ
コンクリート枡の中で根が詰まっているヤマボウシ

そこで寒肥作業のようにバールで深い穴を空け、そこに酸素供給材を充てんする方法に切り替え効率良く作業をすすめ終えることができました。
植物にとって根から吸収する酸素はとても大切で、樹勢が衰えた木への割竹挿入縦穴式土壌改良法で勢いが回復し、新芽、花が増え、その効果は実感しています。
今回は代替的手法となりましたが今後経過を追っていきます。

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