植木は苗木として仕入れる場合、不織布ポットに植えられたものと、麻布で根が巻かれたものがあります。
今回は不織布ポットのまま植え付けられたシマトネリコの抜根を行ったのでご紹介します。
通常、不織布ポットに入っている苗は、それを外して植付をします。
しかし、植木の成長を抑制したり、花付き、実付きを良くしたい場合にはそのまま植え付けるのも有効と言われています。
不織布ポットのまま植え付けられたシマトネリコの根を抜根した写真です。
少し、分かり難いですが、根の大部分がポットの中に納まった状態で生育しています。
シマトネリコは成長が早いのでこのような植付でも問題はないと思います。
シラカシなどを生垣にしながらも、成長を抑えたい場合にも有効になりそうです。
デメリットとしては木の寿命が短くなると言われている点と、根が十分に張れないので水切れにて枯れやすい可能性もあります。
一方でコニファー類は不織布ポットによる成長低下の影響で暴風雨、大雪の際には倒木の可能性が高まります。
風のガーデン世田谷は世田谷、目黒、渋谷の造園会社としてお庭作り、お庭リフォーム、剪定、伐採、抜根を行っています。
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